先月2/24に書いた日記

今。

電力エネルギーの話題について
ちょこちょこ話題になっておりますけど
(主にツイッタ−上で。原発について)
インフラに関わる企業については
基本、こちらはおまかせするしかないので
難しいですよね。
他の商品なら買わない、という選択肢もあるんですけど。
インフラに関わる企業はより政府の意志が反映されてますな〜。

でさ、菅さん、以前「何がなんでも雇用」とそれを
優先順位のtopにしておりましたが、
そしてそれは理解出来ますけど、
雇用のために、ってちょっと一言では片付かない複雑な背景があるな、と。
難しい、。
仕事とは?という定義とも関わりますから、。
確かに「自分とは?」という定義に「自分の仕事」というファクターは
大きいのは間違いないのですけど、それは社会的立場とも
言い替え可能だろう〜、とか。

そして人間、という存在の難しさね。
パンダが「自分の仕事がないと不安になる」なんて事ありませんから。
ただ笹を食べる、で、白黒はっきりつけて生きている、だけ、と。

そう思うと「食べる」が生きてゆく基本理由であるのは間違いない、
とも言えて。
「仕事をする=食べる(衣食住)」を確保するのが
実は人間の社会的生活の歴史であってね、
その快適さを少しづつ改良してゆくために道具を進化させ、と。
で、その道具を改良するためにまた仕事が生まれ、と。
猿の持っていた骨が一瞬で宇宙船に切り替わる
2001年宇宙の旅」的映像が目に浮かびますけど、。

という基本があっての「雇用」であるなら、と。
が、雇用のための雇用、はねえ、その
「仕事をする=食べる」ではなく「仕事をする=仕事をする」
にどこかでいつの間にか切り替わる、という。
「なんで仕事しているのか分からない」と、、。
実は日本人が現在抱えているのは
「なぜ仕事をしているのか分からない」というのが
問題では?と思うこの頃で。

原発も含めたエネルギー政策についてもね、
その基本がないままに戦後タ−ム
(経済至上主義)しかない上の迷走と
やはり見えるな〜、、。

「仕事としてそこにいるだけ」同士が
建設の是非で諍いを起こす、
その妙な刹那さ、それってさ、
そこに個人がいる理由が全体として見えにくく
「なぜ?こんな事になっているのか?」
という意味でも戦争の形態と似てますよ。

で、その背景にはおそらく呪文として
「経済のために〜雇用のために〜」があるよ、
間違いなく。

日本的革命の方法。

があるとしたら、
「明日から取り合えずもう満員電車に乗るのはやめた」
と会社員がその行動をボイコットする事だろう〜な。
仕事が嫌なわけではないが
仕事のために犠牲する現実を考え直す!、と。

それがおそらく日本的革命です。
で、その革命があらば原発の是非についても
全員で議論が出来て、現場の不毛な対立も
なくなるだろ〜と思います。
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以上、http://www3.diary.ne.jp/user/323661
に先月書いた日記です。
つまり、過去は未来であると。
この現実は過去の延長ですから。
今もまるで同じ事を考えております。
さすがに「来月原発事故が起こる」とは思ってませんでしたが。

福島の事故、修復不可能、かもよ。
「情報隠すな!」って思ってますけど
「最悪の場合、関東圏は人が住めません」
ってデーター発表してそれがどういう事になるのか?と。
思いますけどね。
付き合っていくしかない、様々なリスクと。
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そして、今月ついに
映画「マイバックページ」公開ですね。
山下敦弘監督の最新作、
おそらく今年の最重要作になるな、自分にとって。

現在、邦画界で山下監督の映画である度合いは
別格だと思っております。
全作を観ている監督でここまで題材の幅と面白さが
連続している監督は珍しく、
その作品の連続性をキャリアとして積み上げていく意志を
確実に監督自身がコントロールしてますね、。
やりたい事だけをやっているわけではない、、
「自分がコントロール出来る自信がない事を続ける」
という意志、これがねえ、出来る表現者は限られていると
思います。
初期のビートたけしですね、自分が知っている限りで
それを獲得した表現者は。
「やりたくないな、やっても意味がないな、という仕事を
調子がいい時にやっておかないと」とよく話していましたね、
たけし。
おいらも、その感覚好きですね、
やりたい事、興味ある事で受け取れる情報は意外と
役に立たないんですなあ、。
自分を知るという事は自分をストレスにさらす事ですからね。