初のLPレコード
しょぞくしている「図書館」のベスト盤的LPが
発売されます。
http://diskunion.net/jp/ct/detail/1007256538
詳しい内容は上記参考にして頂けたらと思いますが
自分はレコード世代でもあったので
今回の件は本当に嬉しかったです。
レコードコレクターズ
- 出版社/メーカー: ミュージックマガジン
- 発売日: 2017/05/15
- メディア: 雑誌
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特集、
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』
にて
「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー/ペニー・レイン」/
そしてアルバム『サージェント・ペパーズ・
ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』全曲のガイド、というか、
私論というか、解釈を書きました。
依頼が来たときには怯むほどの文章量、
そして、まあ、あの「サージェント〜」について、
それもレコードコレクターズ誌です、
なんとか書き上げたので内容ともに気になる方は是非に。
ああ、どう受けとめられるのか?
数十年聞いていたアルバムなので今さら聞き直すことなく
書けましたが、、。
ちなみに音楽的な解説はほとんど書いてません、
それをやろうとすると膨大なるテキストになってしまうので。
録音順列にアルバムを解釈すると別の視点が浮き上がるのでは?
という視点で各曲を横断的に書いてみました。
過去にない視点、面白さがそこに見受けられたら
(ディープなファンが多いバンドですので心配ですが)
幸い、と。
よろしく願います〜。
執筆系、音楽系など
最近はなぜか依頼されて書くことが増えてきました。
「フリースタイル35」
http://webfreestyle.com/freestyle-bn.htm#freestyle34
雑誌「フリースタイル」(創刊号から持っている元々お気に入りの雑誌です)
The Talk of The Town、にて
今年閉館してしまった八王子市の映画館について、コラム執筆。
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レコード・コレクターズ4月号
http://musicmagazine.jp/rc/rc201704.html
【特集】ポール・マッカートニー『フラワーズ・イン・ザ・ダート』にて
『フラワーズ・イン・ザ・ダート』が見据えた21世紀型マッカートニー
という記事を。こちらはかなり長いテキスト(当人比)になっております。
80年代のポールについては色々と(ネガティブな感想含めて)
思うことがあったのでそれを中心に。
簡単に書くと、時代とずれていたポールの感覚、アルバム「フラワーズ〜」で
主に産業的な側面で自らの存在感を業界に捩じ込んだ、という、そういう評価でしょうか。
憧れだった雑誌の特集に執筆出来て嬉しい限り。
で、5月発売のレコード・コレクターズ6月号にも執筆しております。
それはまたあらためて。(これはもう大変なことに、、)
そして
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https://www.amazon.co.jp/First-Order-姫乃たま/dp/B01LCORABY
姫乃たまさん、(知性があり)優秀なアイドルと理解してますが
アルバムに3曲書き下ろししました、曲と編曲演奏です。
愛はさかあがり、おかえりのうた、さよならのワルツ、
の3曲です。気に入ってます、。
以前にアナログシングル用の編曲も担当いたしました。
他、しばらく更新してませんでしたが(忘れていただけですが)
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「図書館」のベスト盤LPも販売されますので
今後は適時更新いたしま〜す。
http://diskunion.net/jp/ct/detail/1007256538
こちらは本当に楽しみなリリースです。
全曲リマスターしました。
初めてのLP、、手にとってどう思うのか、、いやはや、まさかですね。
新しい情報などは
グレンスミス、
http://glensmith.strikingly.com/
図書館
http://www.toshokan.net/
などのホームページ、
もしくはフェイスブック
https://www.facebook.com/takashi.miyazaki.528
などをご覧ください。
宮崎貴士
レコードコレクターズにて
- 出版社/メーカー: ミュージックマガジン
- 発売日: 2016/07/15
- メディア: 雑誌
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マッカートニーの本「告白」(とっても興味深い本です)の書評を1ページ書きました。
機会あったら是非に。
ポールファン歴は長い自分ですが
こうした文章を書く機会を得て
嬉しく思ってます。
また機会あらば書く事あるでしょう。
正しい数の数え方。曲構成について。
岸野雄一氏の音楽劇「正しい数の数え方」
メディア芸術祭での公演が終了しました。
岸野さん、お疲れさまです。
5月に生演奏版の公演が予定されております。
是非にと思います。
この機にこの曲を作った時点で考えていたポイント
を書いてみます。何かの参考になれば、と。
「正しい数の数え方」楽曲構造解説
*Bパート、サビ2を効果的に聞かせる曲構成*
メロディパート 主な歌詞 役割
Aパート 「ここに一つ、また一つ〜」 サビ1
Bパート 「ワンツースリー ほら君だと増えてく」 サビ2
Cパート 「散歩の時だけ曲がり角で僕の顔〜」 平歌
Dパート 「この星にふさわしい数の数え方はただ鳴き声」繋ぎ
Eパート 「探そうよ、一緒に ロープ握り〜」 展開
『メロディパート曲構成』
イントロ〜
(A〜B)(C〜D,C〜D)
(A〜E)(C(間奏)〜D)
(A〜B〜B)〜アウトロ
(*イントロ〜アウトロは作編曲家の岡村みどりさん作成)
『役割としての曲構成で書いてみる』
イントロ〜
(サビ1〜サビ2)(平歌×2)
(サビ1〜展開)(平歌を間奏として変調)
(サビ1〜サビ2×2)〜アウトロ
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以上をふまえた上で
『構成解説』
安易な流れとして
(A〜B) (C〜D,C〜D)(A~B)にした場合、
曲がそこで完結してしまい展開しない。
最もキャッチーなパートBを
曲の最後にもってくるためにA-Eという変調パートを作り、
間奏を挿み(A~B)の流れを最後に温存しました。
これで(A~B)の流れは最初と最後に出てくるので
印象的になるだろうと。
メロディが持っているパート的な意味、
いかにそれを効果的に曲構成出来るか?
毎回そこに最も気を使います。
つまりEパートがあるというのがポイント。
必要なパートと理解してそのパートを作るという
「構造的意識」を
曲作りでいつも心がけてます。
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メロディパートを曲によって意思的に配置する、
具体的にはメロディパートを思いつく限り
入れ替え弾いてみて
より効果的な構成を考える、
この意識を自分なりに学んだのがつまり
「ポール・マッカートニー由来の作曲意識」です。
何かの参考になれば、と。
*追記 1(イントロについて)
岸野雄一氏が弾いたラインに
岡村みどりさんがヴォイシングし完成いたしました。
メディア芸術祭、展覧会のお知らせ。
http://festival.j-mediaarts.jp
2月から受賞作品展が親国立美術館で開催されます。
音楽劇「正しい数の数え方」もほぼ連日、ゲストトークありで
無料で見られますので是非、この機会にご鑑賞をと。
ちなみに自分が作曲した曲(タイトル曲は岸野氏の作詞、宮崎作曲です)
が数曲使われております、この機会にその辺りも楽しんで頂けたら〜!
http://festival.j-mediaarts.jp/event/631