ポール・マッカートニーという音楽家

今、自分自身も時折、バンドや音楽仕事などで
気軽に自分で作った曲のあるパートを
「このフレーズはフルートで吹いてもらおう!」
やら
「誰か音大の人にこれ演奏してもらって、」とか
そういう思考や行動をさほど劣等感や抑圧を感じずに
出来るのはなぜだ?
その確信はなんだ?。
これ、ザ・ビートルズがバンドという形式で世界を資本的に征服してしまった現象の
音楽的もっとも断絶とねじれを生んでいる、
つまり「面白すぎる」話の大きなポイントではないか、と。
この話題で本1冊書きたいくらいです。

「楽譜の読み書きも出来ずに音楽をやっている、なぜ?。
 音楽を他人に伝えるとはどういう事?。
 そのギモンのオリジナルの解答がポール・マッカートニーの音楽的能力である」
みたいな、話でね。


なんか、自分とビートルズで作った王国を裏付けもなく
世界規模に維持している王様みたいなさ。
ポールの確信的裏付けは「グルーブ」だろうとは思ってる。
後は、「その理由も分からないけどいいメロディが書けてしまう」能力ね。
「これは皆が誉めてくれるから。アカデミックな人達も」って。
メロディだけは「結果論」なんですよね。

やはりポール・マッカートニーは面白い。