高野秀行

http://www.aisa.ne.jp/takano/
デビュー作からファンでしたが
最近また読み返しつつ逃していた新作を読んでおります。
面白いねえ〜、。
昨日も温泉場と秋川の岸辺で読んでましたです。
異境の旅はそれ自体の経験もですが
目的が「いると言われる怪獣探し」だったりして、
なおかつ「情けない日本の僕の感じ、腰痛い〜」とか引きずったまま、
つまり自分たちと同じ位置から(そこが高野氏はとにかく上手い、読者の目線から
始める手法が、、)地の果て、蛭だらけで交通もゾウだったり馬だったりゲリラだったりする
場所で困った事態に落ちるわけですから、そりゃ新宿の地下で地方から来た人が地下鉄の乗り方に
困るのとはわけがちがう、、が、困った気分は一緒である、という、この感じ。
とにかく、今ではエンタメノンフ(エンターティメントノンフィクション)というジャンルまで
立ち上げた氏ですので、未読の方は、、ん〜、文庫で色々出てますので旅のお供に、。
デビュー作から「この人は凄い」って思っていたので嬉しいです、。

p.s
ちなみに、おいらのお薦めは
『ワセダ三畳青春記』(冒険ものではないけど青春モノとして)
『怪しいシンドバッド』「秘境中毒!」すべて集英社文庫辺りが
エッセイ続きとして対談なども入っている構成で読みやすいかもです。


p.s
私事ですが、音楽制作に突入しそうなので
またこちらにシフトする予定です、ネットでの書き込み。